(05.07.03)個人の資産管理ソフト『マスターマネー』の Mac OSX版を試用開始。
電気代を先月や昨年と比べたり、現金の収支を管理する程度なら、現在使ってる Excelや FileMakerProで十分だけど、支出の大半をクレジットカード払いが占めるようになってくると「今、いくら使ってるのか」が分かりづらくて。さらに「資産」も現金・口座や定額貯金だけのときは確認しやすかったけど、債券・株を持つようになると「今の資産はいくら」なのか把握しづらくなり、自分の収支がどーなってるのか分からなくなってました(^^;)
そんなとき、発売アナウンスされたのがマスターマネー。これの良いところは、きちんと入力すれば細かな管理に対応できるのはもちろん、テキトーに入力してもそれなりに使えるところ。気になるクレジットカードの支払は、カード使用日には「負債」に入力して、実際に口座から引落される日に貯金口座から「資金移動」する仕組み。会計をやってる人には当たり前の仕組みだけど、オイラには目から鱗の方法でした。
入力は簡単。毎日入力すれば財布・通帳・カードのすべての残高と照合することもできるし、たまにしか入力しなくても「使途不明金」で何とかなります。使い始めたあとも、支出や収入項目を簡単に追加・変更・削除できるのもグッド。OFXも読み込めるし、ローンシュミレーションや投資管理もできます。
窓版の移植で Macの作法に合わない部分もあるけど、イライラするほどでもないし。(初期の携帯万能に比べたらはるかにマシ)
ところで電子決済のフォーマットはたくさんあることを初めて知りました(^^;)
(05.07.05)「MasterMoney」の窓版を VirtualPCで試したところ、これが良く出来てる!乗り換えようかと思ったほど(笑)。窓版は50日間試せるし。
Mac版は、Macの作法に合わないと書いたけど、窓の作法でないことも時々(何もない画面で新規入力するときに、右クリックするしかなかったり)。ま、メイン環境が Macだから、Mac版を使います。メモリやCPU使用率も低くて値段も安いし、今後のアップデートに期待。30日の試用期間があるけど、購入ほぼ間違いなし。
会計ソフトは初めて検討したけど、米国でシェアが大きい Quickenは画面も見たことないし、窓で有名なのは「Microsoft Money」か「MasterMoney」らしい。MSのMoneyは高いし、Macでも「その日暮らし」や「あなたの家計簿」があるけど、資産管理はできないかな。資産といえば大げさだけど、自分で使ってる Excelファイルに限界を感じてきたので。
(05.07.26)「MasterMoney」Mac OSX版をamazonで購入。ショボイというか、懐かしい感じすら漂うパッケージ。シンプルな CD印刷面も数年ぶりに見た気分。でも、これならダウンロード購入できるほうがありがたい。パッケージ代も安くなるだろうし。
(05.09.17)試用期間をふくめて、約2ヶ月経過。安定したソフトです。ほぼ毎日起動してるけど、今のところクラッシュ回数はゼロ。ファイルサイズも32KB。まだデータが少ないから、最適化しても同じサイズだけど。
入力や取り込み画面を見てると、データベース系のソフトをエンジンにしてる感じ。
(05.10.01) ver1.2が05.09.20にリリースされて、MasterMoney以前にエクセルで作ってた小遣い帳を読み込んでみました。csvなら読み込めるハズだけど、Excel2004から書き出したデータはなぜか読み込めない。書き出した csvファイルを Jeditで読み込んで、文字コードや折り返しを変更してもダメ。
で、VirtualPCの窓版 Excel2002で読み込んでから書き出した csvファイルを改めて読み込んだら、やっと認識しました。小遣い帳の移行完了です。
(06.09.16)MasterMoneyを使い始めて、1年以上過ぎました。サイフの中身と残高が合うように毎日入力してます。これだけ聞くと「細けぇ!」と思われるかも。
でも、入力は細かくても、個々の支払単価は気にしません。大ざっぱに総額の推移を掴んでいればOKとしてます。このおかげで、クレジットを計画的に使う事ができます。よく“禁じ手”のように言われるリボ払いも、計画的に使えば家計を助けてくれます。
日々の入力は記録として割り切りますが、たまに残高がずれる場合があります。悩んでも仕方ないので「使途不明金」で処理(笑)。
(06.12.12) iMacG5を修理に出した際、iBookG4 で MasterMoney を使おうとしたら「登録情報を入力して下さい。でないと、試用期間が過ぎたら使えまへん」とメッセージが。
このソフトは「シリアル番号+製品キー」の入力を要求するのです。シリアル番号は保存していたものの、製品キーを保存してませんでした。サイトを調べると「製品キーはパッケージの説明書に印刷されてます」っって処分済み!
サポートにメールしたら、すぐに教えてくれました。そのお礼メールを送ったら、スグに再お礼メールが来ました。助かったけど、そこまでせんでもいいぞ>プラト
|